ウェブエンジニア珍道中

日々の技術的に関する経験を書いていきます。脱線もしますが助けになれば幸いです。

builderscon tokyo 2017行ってきた -2日目-

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の続きです。2日目行ってきましたのでレポート。

朝イチの1発目のセッションは思いっきり寝坊したので2つ目から見ました。慌てて特急に乗ったら日吉駅通りすぎるし。くそう。

見に行ったセッション(午前)

小さく育てて始めるコンパイラ

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既存言語のサブセットとして最低限の実装をしてからいわゆる「俺言語」に育てていく流れについての話でした。

言語とかコンパイラは作ったことがありませんでしたが、動く最低限のものを早く確実に作るというところなどweb屋さんとして共感するところは多々ありました。

あと考えて見れば当たり前ですががっつりテストは書くものでした。Ruby言語のテストってどう書いてるんだろ…C言語でやってるのかな。

奥深くの話は経験不足でわからないところも多かったです、型推論アルゴリズムとかさっぱりでした。でも面白そう。

ランチ

2日目のお弁当です。美味しかった(今回は同期も一緒だったので写真は一つです)

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サイボウズ株式会社とSupership株式会社の方たちのセッションを聞きながらいただきました。

見に行ったセッション(午後)

polyglot になろう !!

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polyglotは複数言語を扱える人のことで、そのメリットや具体例についての話でした。

大きなメリットは「かっこいい」ことと「他言語の考え方を導入できる」ということでした。(例:Objective-Cの命名規則はキッチリしていて良いので多言語に持ち込む)単に他言語を勉強すると元から触っている言語の理解も深まるそうです。確かにC言語のポインタ触ってたからPerlのリファレンスはまだ抵抗感なく触れたなーと思い出しました。

今やっている分野とは全く別の分野へ手を出すと良いそうで、自分の場合はWebなので組み込み系を作ってみると良いのかなーと思いました。コストはやる気くらいらしいです(笑)

WEB+DB PRESS 100号記念 特別企画

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WEB+DB PRESSが2017年8月でVol.100になる事を記念し1号から振り返って話をしていくものでした。Vol.1は2000年でRebuldの宮川さんの記事がVol.2で登場していたのに驚きました。

Javaの時代だったり、フィーチャーフォンの時代だったりと歴史を感じる内容でした。ちなみに毎年4月に出る新卒歓迎号は売上が上がるそうです。Rails 3の特集がVol.58で、自分が読み出したのがVol.75とかなので新参者感を感じますねw

汎用CMSから新規開発の自社サービスへ移行した事例のご紹介

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WordPress→Railsに移行した話で、主にデータ移行の話でした。汎用CMSには汎用であるがためにデータ構造にアンチパターンがあったり、テーブル名も抽象的な名前だったりするのでデータ移行は大変そうでした。移行後もアンチパターンを踏み抜いたりしてパフォーマンスに影響が出た事例や、KVSを使っての改善事例などを話されていました。

全体的な感想

開発したくなりました(笑)毎回カンファレンスに行く度に刺激とモチベアップになりますね。内容は幅広くてテーマ通り知らなかったを聞きまくったなーといった感じです。

コンパイラ作ろうがサービス移行しようがウェブ作ろうがテストコードの話題は出ていて、「書くのが当たり前っしょ」くらいのノリだったのでテストコードの重要性を今一度再確認しました。今やってるサービス書いていかんとなーと…。

いつかああいう舞台に立ちたいものです。その日を夢見て日々素振りですね。

あとコーヒーが美味しかったです。

ベストトーク章は1日目に見た「RDBアンチパターン リファクタリング」でした。おめでとうございます。生で見れてよかった。

寝坊したり時間が被って見損ねたものとかはまた動画も出るらしいので楽しみに待ちたいと思います。

とりあえず開発をしたくなったので、PCにElectron入れてみました(笑)何か作ってみます。

関係者の方々2日間お疲れ様でした。楽しかったです。