モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)
- 作者: 尾原和啓
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/09/27
- メディア: Kindle版
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今回はこの本を読んだので感想を書いていきます。
ちなみにKindle Unlimitedで読めます。
どんな本か
世代の違いによるモチベーションの違いに焦点を当てた本でした。
この本では人のパターンを大きく団塊世代以前と以後に分けており、団塊世代以後の世代は大体のものが既に揃っている時代に生まれた「乾けない世代」だと表現しています。
そして乾けない世代のモチベーションは以前とは大きく違い、働き方・考え方・チームの作り方も変わって来るという話が書かれています。
感想
乾けない世代という文言を最初に見たときは「ゆとり世代乙」的なものかなと思いましたが、そうではなかったですw
僕は「乾けない世代」に属していますが、この世代の細かい分析にとても共感できることが多くありました。
国や社会を動かして支えていくことや、達成すること自体にはモチベーションは感じない、良好な人間関係の中意義のある仕事にモチベーションを感じるだろう、という風に書かれていて、大体僕のモチベーションはこれに当てはまってます。
管理職の人とか読んでみると面白いんじゃないかなーと思いました。実際個人差は必ずあるものの、世代によって全然違うというのがわかると思いました。
ではどうしていけば良いのかという問題にも着目して実際に起きた事や、著者のキャリアから例をあげつつ解説していて良かったです。「自分のモチベーションを理解して、上げるような行動を取れたら良いよなー」と思いながら一気に読みました。
仕事をするうえで最もハッピーなことは、「自分にとっては好きで楽にできることと、相手にはできないこととが噛み合うこと」です
間違いないと思います。
文章も読みやすくてボリュームもそんなにある感じではなかったので1時間弱で読めました。